2019/09/04 16:49

一福の糸は綿なので、そのままでは草木染めに適しません。

玉ねぎの皮など、たまに濃く染まるのもありますが、ほとんどが濃く染まってくれません。

なので、下処理をしています。

以前は、田中直染料店のKLC-Nを使用していましたが、同店の講座を受講し、木綿ものはKLC-1に変更しました。

豆乳や牛乳というタンパク質をつけたり、お茶などタンニン処理する方法があるのは知っています。

ただですね、そういう処理は

※濃さに限界がある

※豆乳や牛乳処理は、長期間保存すると傷む・におう

※お茶処理は色がくすむ

※コストがかかる

※手間がかかる

というのがあり、やっていません。

なるべく低価格でお客様にお届けしたいな~と思っていて、そのためには「手間がかかる」はなるべく避けたいのです。

強アルカリでの下処理なので、最後は酢酸で中和します。

廃液も中和して、雑草のところに撒いてみますが、なかなか枯れません(^_^;)